幾つの時代を渡り歩く、人外の美しきケモノに魅入られる。
マンガを読む

人外の美しき存在に魅入られ、本能のままに溺れていく男たち。圧倒的な超画力で描かれるオムニバス怪奇譚、日吉ハナ先生の『廻夜のケモノ【デジタル特装版】』の見どころを3人が語り尽くします。

ねえ、この『廻夜のケモノ』って単行本、表紙の時点で雰囲気がすごすぎるんだけど。ちょっとゾワゾワする。

ミナさん、それですよ!日吉ハナ先生の超流麗なタッチが、怪奇譚の妖艶さをこれでもかって引き立てていて……ページをめくる手が本当に止まらなくなるんです!

ふふ、ユイちゃん、早速熱が入っているわね。でも確かに、この作品のヒロインである椿という女性は、ただの色っぽいお姉さんじゃないのよね。

旅館の女将だったり、学生風の女性だったり、占い師だったり……いろんな時代や場所に現れるんでしょ?なのに全部同じ椿っていう。

そうなんです!幾つもの時代を渡り歩いて男たちを魅了していく、まさに人外の女神、あるいはあやかしのような存在として描かれているのがたまらなくて。

あ、だから人妻、未亡人、占い師みたいに、立場や雰囲気が全然違う姿で出てくるわけか。設定が天才すぎる。

男の人たちがね、彼女に出会うと、まるで狐に魅入られたみたいに本能のまま溺れてしまうの。絡みの描写もすごくフェティッシュで、大人の色気が溢れているわ。

ただエッチなだけじゃなくて、どこか人間とは違う存在への畏怖みたいな、少し恐ろしい空気もあるのがまたゾクゾクするね。こういう濃いシチュエーション、実は大好物。

わかります……!美しい黒髪に泣き黒子、あの艶かしい肢体で迫られたら、男心が狂わされないはずがないです。どこを読んでも密度がものすごくて、胸がぎゅっとなります。

ちなみに、収録されているお話の中には少し前のものも含まれているから、熱心なファンの方なら「あ、これ読んだことある」となる回もあるかもしれないわね。

でも、一冊の単行本として怪奇ロマンスのテーマでまとめられているなら、続けて読んだ時の破壊力がすごそう。むしろ新鮮に楽しめそうじゃない?

まさに!しかも今回紹介しているのはデジタル特装版ですからね!全編に大幅な加筆修正があり、描き下ろしを含む
実の230ページ。さらに特装版限定の未公開ラフや設定資料集が50ページも追加されているんです!

設定資料50ページは太っ腹すぎ。あの怪しげな世界観の裏側が見られるなら、それだけで買う価値あるでしょう。

購入時の補足として、収録話には単話販売ありのものも多いわ。ただし一部は単話版だとタイトルが違っていて、収録話『妖と艶のケモノ』は単話版では『妖と艶の方程式』、収録話『真懐のケモノ』は単話版では『マナツノケモノ』として販売されているの。

タイトル違いは見落としそうだね。人間、作品を探すだけで謎解きさせられるの、地味に大変。

それと、この2作はDLsiteでは単話販売なしだから注意してね。さらに収録話『虧月のケモノ』は単話販売がないから、そこまで含めて楽しみたいなら単行本版を選ぶのが安心よ。

つまり、椿という存在の妖しさを丸ごと味わいたいなら、やっぱりデジタル特装版でまとめて読むのが一番満足度高いってことですね!

絵の美しさ、お話の深み、そして特装版のボリューム。どこをとっても満足度の高い一冊になっているわね。あやかしモノや、年上のお姉さんに溺れるシチュエーションが好きな人には、やわらかく背中を押しておすすめしたいわ。
・日吉ハナ先生の圧倒的な超画力で描かれる美少女やお姉さんを堪能したい人
・人外の魔性の美女に魅入られ、本能のままに溺れていく濃密な怪奇ロマンスが好きな人
・人妻、未亡人、占い師など、時代や立場を変えて現れる椿の妖艶な魅力に惹かれる人
・全編の大幅な加筆修正と、描き下ろしを含む230ページの大ボリュームを楽しみたい人
・設定資料集や未公開ラフなど、50ページに及ぶ特装版限定の追加要素が欲しい人
・収録話『妖と艶のケモノ』は、単話版では『妖と艶の方程式』として販売されている点に注意したい人
・収録話『真懐のケモノ』は、単話版では『マナツノケモノ』として販売されている点に注意したい人
・上記2作はDLsiteでは単話販売なしなので、購入先を確認したい人
・収録話『虧月のケモノ』は単話販売なしのため、まとめて読むなら単行本版がおすすめ







コメント